第二の古里へ
ここは三重県飯高町。最近は合併して松阪市となりましたが、つい最近まで飯南郡飯高町という地名でした。三重県と言ってもあと10キロほどで奈良県というくらいの山奥です。
空気もおいしいし、水もおいしい、騒音も全くなく、ただ聞こえてくるのは川のせせらぎと鳥のさえずり、そよぐ風の音。そして素朴で暖かい人の心がいっぱいある所です。本当に良いところです。連休は5年ぶりくらいでしょうか、本当に久しぶりにかみさんの実家に行ってきました。
ここには多分良い気が流れているんだろうなあっていつも感じるのですが、何もせずに静かにしているだけで、だんだん気持ちが楽になり、身体の芯にたまっているだろう疲れのようなものがスーッと抜けていくのを感じるのです。
とは言え、実際に住んでいる人たちは急速に進む過疎化でどんどん住む環境も悪くなるし、合併によっていろんな施設が統合されなくなっていく、今まで安かった水道代も松阪市になったというだけで値上がりです。
昔は林業が盛んだったけれど、今はそれを継ぐべき若者たちはみんな都会に出てしまって、山は荒れていくばかりです。この川も上流にダムができたので、僕も知っているのですが、ダムが出来る前は鮎がいっぱい釣れていたのに、今は全く釣れません。
これが現実です。でもただ流されるのではなく、ここに住む人たちはいろんな活動をしてより良い町にしようと頑張っています。この活動が実を結び、また若い人たちが戻ってくるといいなあと思います。
僕はこうした地域の現実の厳しさを知りつつ、とは言え、ここに来ると疲れた心を癒してくれる大きなそして優しい力を感じました。その力こそがこれからの時代きっと必要になるのじゃないかなあと思います。
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